- 2010-10-11 (月) 21:38
- ホームの話
前回は、認知症・痴呆症の高齢者について、その事実だけで自動的に有料老人ホームがサービスを
断念するわけではないことを、第一にご説明いたしましたね。
そこで、第二にご説明したいのは、認知症となった方に対する有料老人ホームの扱いについてです。
認知症に対する一般のイメージはどのようなものでしょうか?
物忘れが激しくなる・時間の感覚がなくなる・目の前にいるのが誰なのかわからなくなる・
徘徊を繰り返す・幼い子供のように行動する…
たくさんのイメージがあるかと思いますが、それが意味することは、
「人によってどのような症状が出るのか決まっていない」「個人差が激しい」ということでもあります。
軽度で済む場合もあれば、重度のために周囲に激しく迷惑をかけてしまう場合もあって、
一概にどうこう言えませんね。
症状については、知力の衰えもあれば体力への影響もあって、どちらが顕著なのかによっても変わってきます。
周囲にとって厄介な事態になるのは、体力がまだ存分にある場合です。
寝たきりになっていないのは、本当はよいことなのですが、
よく動けるのに精神活動の衰えが著しく進んでいるときは、
他の入居者や職員に向かって問題となる行為を起こしやすいのです。
他の入居者に対して危害を及ぼしてしまう状況になってしまい、
一般の介護サービスでそれを抑制することができなければ、
入居を続けることは難しくなります。
ほとんどの有料老人ホームでは、そのような状況になれば退去・解約の可能性があるという
趣旨の文言を記載しているかと思われます。
施設によって、そのときの判断の仕方はバラバラですから、
その点は各施設に問い合わせるとよいでしょう。
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