- 2011-08-16 (火) 17:04
- 日本の高齢化社会について考える
東日本大震災が起きて数ヶ月が経過しました。
被災地周辺での介護状況は、困難を極めている可能性がありますが、
その過酷な条件の下で、関係者はありとあらゆる手を尽くしながら、
できる限りのことをやっています。
介護は、平常時であっても決して簡単なことではなく、
常に要介護者の生命に別状がないように細心の注意を払いながら
実施していかなければならない行為です。
それが震災後の大規模な混乱の下で……ともなりますと、
たいへんな苦難が容易に想像されます。
そのような難しい状況が続く中で、被災地区にある介護施設に入居していた
要介護者の死亡者数が上昇しているというニュースが相次いでいます。
これは、極端に大規模な自然災害が発生したときに見られる現象です。
震災が発生したときはひとまず無事に避難でき、
その後もひと通りの介護をスタッフ等から受け続けることができていても、
環境が一度に大きく変わったこと等で、無意識のうちに
心身に大きな打撃を受ける可能性が、高齢の入居者には
あるということは否定できません。
ただしこの傾向も、この度の震災が未曾有のスケールの災害だったからであって、
決して長期的に続くと決まっているものでもありませんし、
まして当該施設の入居者たちがいつまでもじゅうぶんな介護を受けられないでいると
いうことを示すデータなのでもありません。
ニュースを読んでいると、被災地周辺の介護に関して
不穏な情報が混ざってくることもありますが、
みだりに不安を感じることは避けていただきたいと思います。
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