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盲老人ホームと他の老人ホームとの違い

老人保健施設や老人ホームにはたくさんの種類があります。
「介護付き有料老人ホーム」のように、かなりの浸透度を持つに至っている施設ばかりではありません。
施設の種類のすべてを覚えることは、どのような方にとってもなかなか困難なことです。

ときどき話題に上ってくる施設に、「盲老人ホーム」という施設があります。
どのような施設なのかわからない、知りたいという方々がいらっしゃるようですので
この場を借りて概略を説明しておきましょう。

盲老人ホームは、名前にもあるように視覚に障害を抱えている高齢の要介護者のために
設けられた施設です。
正式名称については、「盲養護老人ホーム」あるいは「」と呼ばれています。
この施設は、養護老人ホームあるいは特別養護老人ホームを運営する資格を持つ
社会福祉法人が運営するという特徴がありますね。
そのため、盲老人ホームに入所することができる高齢者は、
養護老人ホームあるいは特別養護老人ホームに入所する資格を持っている
視覚障害を抱えた高齢者、ということになります。

意外に知られていないことのようですが、この施設の歴史は浅くありません。
もう半世紀も前から日本に存在します。ただし、その数は決して多くありません。
ときどき盲老人ホームを増やすことの重要性が有識者から唱えられることがあります。

一般の老人ホーム等の場合、原則として視覚に障害を持っていない方々のためにつくられていますから
何らかの原因で視覚に著しいハンディキャップを抱えてしまった場合は
確かに盲老人ホームはありがたみのある施設となります。
最近は、生活習慣病(糖尿病等)が原因で視覚が低下するケースが多いですから
将来的にその危険性がある場合は、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

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高齢者虐待に至る前に介護制度を利用しましょう

少し憂鬱な話題ですが、これに関してはどうしても
いつまでも避けてばかりいるわけにもいかないテーマですので、
この場を借りて取り上げておこうかと思います。

最近、高齢者虐待に関するニュースが増えているという印象がありますね。
実際に、報告されている虐待の件数は、全国各地で増加が目立っています。

家庭内での虐待の少なくないようですが、これは介護に関する悩みや苦しみに
端を発していると推定されるケースが多いという話です。

介護保険をはじめとした介護の制度がどんどん整えられ、
介護付き有料老人ホームをはじめとした介護施設やシニア住宅がどんどん設立されている
にもかかわらず、今でもまだ家庭内で不充分な介護を続け、
結果として家族間の関係まで破綻してしまうケースが見られるようなのです。

全国の自治体等でもこの状況が判明するたびに、
「介護サービスを利用するなどして負担の軽減に努めてほしい」と声明を出していますが、
明らかにまだ行き届いていないようですね。

改めて強調しますが、家庭内での介護には限界がありますし、
だからこそ今までたくさんのシステムが制定されてきているのです。
相談できる窓口等を設けている機関もあちこちに増やされています。
介護保険等をできるだけ活用して、
介護付き有料老人ホームへの入居を検討するなど、
積極的に動いていただきたいと願わずにいられません。

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特別養護老人ホームの順番待ちよりも介護付き有料老人ホームの利用のほうが建設的です

最近は、介護や老人ホームの話題が何かとニュース等で取り上げられるような時代になりました。
インターネットを少し検索するだけでも、毎日大量のニュースが
報じられていることがわかります。

高齢者社会が進行している昨今、要介護者の受け皿となる老人保健施設や老人ホーム、シニア住宅等の
話題も頻繁に持ち上がります。
この数年一貫しているのは、特別養護老人ホームへの希望が殺到しすぎているという点です。

特別養護老人ホームの場合、確かに費用等の面でかなりのメリットがありますから
人気が集中しすぎることは当初から明白でした。
しかし、国をあげて要介護者等の収容先を確保するべく、
他の施設も並行して増やされ続けています。
民間の業者でも運営できる有料老人ホーム等が毎年のようにじわじわと増やされているという事実があります。

民間の業者が運営を認められる施設が種類を問わず増やされているのですから
できるだけそちらのほうを利用するほうが理にかなっています。
特別養護老人ホームの順番待ちを何年もし続けることがすべての人にとって正解だとはとてもいえません。

この状況を憂慮する意見はほうぼうから上がっていますが、
中には民間の施設に空室が多くなりすぎることを早くも悲観する声まで上がっています。
うかつに決めることができないとはいえ、空室を持っている民間の施設が近くにある場合は、
いつ順番が回ってくるかわからない特別養護老人ホームよりを待ち続けるよりも
民間の介護付き有料老人ホーム等に目を向けていただきたいものです。

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冬は高齢者の運動能力が低下しやすい時期です

平成23年度は、東日本大震災が起こったことが最大のニュースでした。
介護業界においてもそれは変わらないでしょう。

被災地にも、介護付き有料老人ホームをはじめとした
たくさんの介護施設やシニア住宅がありましたし、
その中に入居していた高齢者の方々も、その中で勤務していた介護スタッフの方々も
たくさんいました。そして、未だにもとの施設、あるいは自宅等に
帰れずに仮設住宅や避難場所、あるいは遠隔の地域に逗留することを余儀なくされている
ケースもあります……そのまままた厳しい冬を迎えるに至っていますが、
この時期になってから、以前よりも身体能力が衰えてしまったという報告が相次いでいるようです。

ストレスの影響や、生活が変わったことに起因する運動能力の低下が考えられているようですが、
冬を迎えるにあたってその傾向が進んでしまうことが懸念されています。
もともと冬は、部屋にこもって動かない生活が続きやすいため、
高齢者の生活不活発病の進行が顕著になるといわれています。

これは被災地以外の介護業界に対しても暗示的ですね。
冬季は、要介護者や高齢者の活動の機会が減りがちで、
この時期に歩行能力が衰えるような傾向が強いということです。
外に出掛けにくい時期であっても、高齢者自身も、周囲の家族や介護スタッフも、
できるだけ活発に行動する工夫を凝らすようにしたいものです。

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介護保険料の値上がりが噂される地域が目立っています

平成23年は、日本の歴史の中でもまれにみる大災害に象徴された一年でしたね。
被災地はもちろんのこと、他の地域に対しても
東日本大震災からさまざまな影響がありました。
その爪痕はかなり禍々しく、完全な立ち直りにはまだ膨大な時間と費用、そして労力が
かかってくるものと推定されます。

震災だけが主因なのではなく、かねてから続く長期的な不景気をはじめ
さまざまな影響によるのですが、平成24年度は
全国各地で介護保険料の値上がりが行われるものとみなされています。
被災地とその周辺だけでもすでに多数の値上がりのニュースが寄せられていますが、
他の地域でも介護保険料の値上がりが決まりつつあるようです。
たとえば被災地とは関係のない、神奈川県横浜市の場合でも、
65歳以上の介護保険料月各基準が700円ほど増やされる方向で
条例案がつくられていることが報告されています
(これについては、平成24年度から26年度までにわたる案となっています……
横浜市の高齢者保健福祉計画(兼介護保険事業計画)は3年ごとに策定されているからです)。

もちろん、値上がりに伴って、たくさんの介護制度の充実化が盛り込まれていることが
多いのですが、値上がりについてはやはり反対意見や慎重論が唱えられることが多いですね。
介護保険を利用する側からすれば、経済的負担が重くなることは
見過ごしていられることではありません。
地域によって差異はありますが、値上がりに関して意見を広く募集していることがほとんどですから
値上がりに関して不安を感じている方は早めに要望や意見の提出をすることもよいでしょう。
負担額については地域差が大きいですから、どの地域の方も居住地の方向性がどうなっているのか
常にチェックしておく必要があります。

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グループホーム入居後に、大規模な医療を受ける必要が出てきたら

引き続き、グループホームという施設がどのようなところなのかを
ご説明してまいりましょう(グループホームも奥が深い施設で
ひと口では語り切れませんから、数回にわたって続けてまいります)。

グループホームでは、認知症の高齢者が協力し合って和やかに生活すること、
そして認知症の悪化を防ぐことを目指せます。

ただしそれを必ず実現できるとは限りません。
もっともそれは、他の介護施設やシニア住宅でも同じことです
(高齢者の場合は、いつ体調を悪化させてしまうか予測できないものですね)。

介護付き有料老人ホームをはじめとした多くの介護施設では、
病気や怪我をしたときのことがよく話題となります。
どんなに症状が悪化してもずっと施設内にいられるというケースは僅少です。
医療施設ではありませんから、医療機関とまったく同じことができるわけではないのです。

グループホームでも、長期的な入院であるとか、専門的な医療行為を受ける必要が出てきた場合は
病院に行かなくてはなりませんし、その期間が限度を超えた場合は、
退去することになる可能性があります。
そのことを考えると、万一のときはどうするかを考えておくとよいでしょう。
グループホームの中には、医療機関と提携、あるいは併設といった形で
深い関係を持っているところもありますから、そのようなケースであれば心強いですが、
いずれにしても、施設の近く、あるいは自宅の近くでどこの病院にお世話になるべきかを
考えておくことも大切です。

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グループホームに入ることで認知症の高齢者がどう変わるか?

引き続き、グループホームという施設がどのようなところなのかを
ご説明してまいりましょう(グループホームも奥が深い施設で
ひと口では語り切れませんから、数回にわたって続けてまいります)。

グループホームは、認知症と診断された高齢者の中から特定の条件を満たしている方々が
集まって、協力して生活をする施設です。
共同生活を送る以上、ある程度のことができる方々ばかりが入居してきます。

「家事をはじめ、身の回りのことがある程度できるような方々であれば、
自宅にそのままいさせてもいいのではないか」と考える方々も世の中に入るようですが、
実はグループホームで共同生活を送ることにはメリットがあります。

グループホームでは個室があてがわれますから、かなりのスペースを与えられます
(夫婦で入居できる場合は、夫婦で部屋をあてがわれることもありますが)。
このスペースを基軸として、自分のことを原則として自分で行うことは
認知症の症状の悪化を進めさせないようにする上で効果的だといわれているのです。

そして、グループホームでは孤立した生活を送ることがありません。
他の入居者と、そして専任のスタッフ(スタッフの配置については定めがありますから、
夜間でも必ず1人は常駐しています)と、
毎日のようにコミュニケーションを繰り返すことになります。
これも、認知症の場合には欠かせないことなのです。

グループホームには、認知症を悪化させないこと、
そして、認知症に伴う問題行動を少しでも改善させることが期待されているのです。

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グループホームでかかる費用の実情

引き続き、グループホームという施設がどのようなところなのかを
ご説明してまいりましょう(グループホームも奥が深い施設で
ひと口では語り切れませんから、数回にわたって続けてまいります)。

前回、介護保険の適用の受け方や費用についてお話ししましたが、
費用についてはかなり関心のある方々多いかと思われますので
もう少し補足しておきましょう。

グループホームの月々の費用ですが、はっきりした相場を知りたいという方のために
明記しますと、現在は15万~20万円くらいが多いのではないかといわれています。
入居一時金を要求される場合は、もっと高額ですが、それでも
100万円を大きく超えてしまうような入居一時金を求められるケースはめったにないようです。

見方によっては、グループホームはそれほど高額の出費を強いられる部類ではないでしょう
(見方は人それぞれですから、高いという声もやはりありますが……)。
もっと高額の負担が必要になる介護施設やシニア住宅も探せばいろいろとあるわけですから。
そして、探し方によっては、かなり格安のグループホームも見つかるかも知れません。

もちろん、安いことはとてもありがたいですね。
まして、そこの経営者やスタッフが、善意で安価にしてくれているのであれば
ありがたみも格別です。

しかし、ただ安いというだけで決めてしまうのも危険でしょう。
中には、入居者への待遇が劣悪なために、費用が安く抑えられているというケースもあると
いわれているからです。
くれぐれも、安さだけで選ぶのは避けたいものです。

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グループホームと介護保険の適用について

引き続き、グループホームという施設がどのようなところなのかを
ご説明してまいりましょう(グループホームも奥が深い施設で
ひと口では語り切れませんから、数回にわたって続けてまいります)。

グループホームに家族を入れたいという人は、やはり毎年増えているようです。
認知症という症状は、現代社会ではとりわけ解決が難しい症状のひとつですし、
「認知症の患者専用の施設があります」という噂を聞きつけたら、
飛びついてくる方々も少なくないようです。

ところでグループホームも介護施設やシニア住宅のひとつです。
介護付き有料老人ホーム等と同じように、介護保険の適用を受けることができます。
認可を受けているグループホームに入居する場合は、
「居宅サービス」という形で介護保険を受けることになります。

入居の手続き等が無事に整ったら、介護保険サービスの負担(つまり有名な「1割負担」)の準備が必要です。
もっともそれだけ済ませれば間に合うというわけではありません
(そのあたりは他の施設、介護付き有料老人ホーム等と同じですね)。
居住費や食費等もかかってきますし、入居一時金も支払うことがあります。
毎月の支払いは、比較的安めの有料老人ホーム等とそれほど変わらないことも多いですね。

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グループホームは、認知症なら必ずOKというわけではありません

引き続き、グループホームという施設がどのようなところなのかを
ご説明してまいりましょう(グループホームも奥が深い施設で
ひと口では語り切れませんから、数回にわたって続けてまいります)。

そして、グループホームの特徴として、認知症患者が心身ともに
できるだけ健全な状態を保つこと等を目的としています。
したがって、医師や看護師は常駐している施設ではありません。
家庭的な雰囲気の中で暮らすことを目的としていることもあって、
特別な医療が常に必要となる方々は入居できない可能性が高くなります。
入居後に、長期の入院が必要となった場合等も、退去しなくてはならなくなる可能性も
ゼロではありません(このあたりは、介護付き有料老人ホーム等に通じる部分でしょう)。

認知症の方々にもさまざまな方がいますね。
前述の、個別の医療を常に必要とする場合や、
協力し合って生活をしていける水準に達していない場合、
たとえば、他人へ暴行を加える恐れがあったり、徘徊や大声のような行動が多かったりといったように
限度を超えた迷惑行為を及ぼす可能性がある場合は入居できない可能性があります
(これは入居後でも同じことですね。入居当時は問題がなくても
数年して症状が悪化し、暴力や奇声を発するといった行為が顕著になってきたときは
退去を求められる可能性があるということです)。

グループホームは、認知症の発症者が助け合って暮らすことが目的となっていますから、
それに協力することがひとりひとり(たとえ認知症という難病を抱えてはいても、ですね)に
常に求められるということです。

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